【福島牝馬ステークス2020予想】スタミナ持続力の優れた馬を狙う

今週の重賞

福島牝馬ステークス2020の予想です。

福島牝馬Sの出走馬と過去5年の血統データを予想に役立つ見やすい色分け出馬表にまとめています。

発走は4月25日(土)15時25分の予定です。

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1 福島牝馬S2020の予想参考血統データ
- 1.1 ★福島牝馬S過去5年の傾向
- 1.2 ★福島芝1800mの傾向
2 福島牝馬S2020の予想
- 2.1 【予想印】
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福島牝馬S2020の予想参考血統データ

★福島牝馬S過去5年の傾向

☆サドラーズウェルズ系・ニジンスキー系といったスタミナ型ノーザンダンサー系(大系統)を持つ馬が大活躍しています。
※今年の出走馬で父または母父がサドラーズウェルズ系なのはデンコウアンジュ
母父がニジンスキー系なのがサラキア・デンコウアンジュ

☆他にもグレイソヴリン系、ロベルト系といったスタミナやしぶとさのある血統を持っていると心強いです。

☆ディープインパクト産駒(サンデーサイレンス系)も悪くはないですが、主流からズレた血統の方が活躍は目立っています。

★福島芝1800mの傾向

☆数的にはサンデーサイレンス系の好走が多いですが、その他の系統もよく勝っています。

☆サンデーサイレンス系ではハーツクライ(サンデーサイレンス系)の系統がよく走っています。

☆ルーラーシップ産駒(ミスプロ系)が勝っていることからも、トニービン(グレイソヴリン系)の血統がポイントになっているかもしれません。
(ルーラーシップとハーツクライは自身の母父がトニービン)
※福島牝馬Sの出走馬で3代以内にトニービン(グレイソヴリン系)の血統を持っているのはアロハリリー・エスポワール・フェアリーポルカ

福島牝馬S2020の予想

◎フェアリーポルカ
ルーラーシップ産駒(ミスプロ系)。
追い切りは栗東坂路　55.7-39.9-25.8-12.7　単走
父のルーラーシップ(ミスプロ系)が持つトニービン(グレイソヴリン系)のスタミナ的な持続力が福島牝馬Sでは大きな武器になる。
ここ2走は若干差し気味の位置取りから勝負所で前を捕まえに行く競馬をしていますが、この血統の持続力を上手く活かせていると思いますし、今回も噛み合うのではないでしょうか。

○エスポワール
オルフェーヴル産駒(サンデーサイレンス系)。
追い切りは栗東坂路　53.2-38.3-24.9-12.5　併せ先着
前走の中山牝馬Sは雪の中の不良馬場という厳しい状況でしっかりと伸びてくることが出来た。
スタミナ的な差し脚は福島牝馬S向き。

▲マルシュロレーヌ
オルフェーヴル産駒(サンデーサイレンス系)。
福島芝2000m、阪神芝2000mを連勝。
どちらもスタミナ色強めのコースで、そこを勝ってきたことは心強い。
特に手応え抜群で外から差し切った福島のレース内容はなかなかのもの。
まだ本気を出していない雰囲気もあり、メンバーレベルと共にパフォーマンスを上げてくる可能性もある。

△デンコウアンジュ
メイショウサムソン産駒(サドラーズウェルズ系)。
追い切りは栗東CW　85.2-68.7-53.6-38.9-11.8　単走
昨年の勝ち馬。
スタミナ色強めのレースでは高レベルで安定した走りの出来るタイプ。
ただ、意外にも？持続力よりも瞬発力を活かすような競馬をしているし、そういう時の方が勝ち切れている。
そういう競馬がハマれば良いですが、少しロスが生じたりすると届かないという危険性も出てくる。

△フィリアプーラ
ハービンジャー産駒(ダンチヒ系)。
追い切りは美浦南W　55.8-40.4-12.5　単走
前走の中山牝馬Sは状況とも噛み合わず。
不発も多いですが、血統や実績からスタミナレースでは無視できない存在。

△リュヌルージュ
父モンテロッソ(ミスプロ系)×母父メジロマックイーン(パーソロン系)。
追い切りは栗東CW　85.6-69.5-55.1-40.8-12.5 併せ遅れ
中山牝馬Sは状況にも恵まれて2着に好走。
あそこまでの激走は今回は期待しにくいですが、スタミナレースでは安定していますし自在性もあり侮れない。

△サラキア
父ディープインパクト(サンデーサイレンス系)×母父Lomitas(ニジンスキー系)。
追い切りは栗東坂路　52.1-37.5-24.2-12.2　単走
母父のニジンスキー系は福島牝馬Sの注目血統の1つ。
難しい面はある馬ですが、1800mへの距離短縮も良いですし、持続力レースが合わないということもなく、展開次第で巻き返してくる可能性は十分あると思います。