ヴィクトリアマイル2021の予想です。
ヴィクトリアマイル2021の出走馬と過去5年の血統データ、単勝人気とオッズを予想に役立つ見やすい色分け出馬表にまとめています。
前日オッズは
1番人気グランアレグリア 1.5倍
2番人気レシステンシア 7.6倍
3番人気デゼル 10.5倍
4番人気マジックキャッスル 10.6倍
5番人気テルツェット 13.9倍
発走は5月16日(日)15時40分の予定です。
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ヴィクトリアマイル2021の予想参考血統データ
★ヴィクトリアマイル2021出走馬と過去5年の傾向
☆良馬場ではスピード色が強めのレースになりやすく、ヴァイスリージェント系・ダンチヒ系といったスピードのあるノーザンダンサー系(大系統)やボールドルーラー系を持つ馬が中心になっています。
昨年も母父ヴァイスリージェント系のノームコアが3着に好走。
2着のサウンドキアラは母母父がボールドルーラー系でした。
※今年の出走馬ではクリスティが母父ヴァイスリージェント系、
イベリス・グランアレグリア・サウンドキアラが3代以内にボールドルーラー系の血統を持っています。
☆道悪になるとスタミナ色が強くなり、スタミナ型ノーザンダンサー系(大系統)などを持つ馬が活躍しています。
☆2015・2016年はストレイトガールが、2013・2014年はヴィルシーナが連覇。
2017年と2018年にはジュールポレールが、2019年と2020年にはノームコアが連続好走したように、過去に好走した馬が再度好走することの多いレースです。
☆ディープインパクト産駒(サンデーサイレンス系)は毎年のように馬券圏内に来ており、やはり注意が必要です。
★土曜日の東京芝コースの傾向
☆ディープインパクト(サンデーサイレンス系)の血統を持つ馬が全5レース中4レースで1着、全5レースで連対していました。
☆キングカメハメハ(ミスプロ系)の系統も全5レースで馬券圏内にきていました。
ヴィクトリアマイル2021の予想
◎グランアレグリア
ディープインパクト産駒(サンデーサイレンス系)
最終追い切りは美浦南W 82.5-66.7-51.8-38.0-12.5 併せ先着
前走の大阪杯は4着。
2000mもこなせる馬だとは思いますが、重馬場が堪えた感じ。
今回は1600mなので距離の不安もなく力は出しやすい。
ただ、母父がボールドルーラー系ということもあり、本質的には持続力に優れたタイプ。
そのため、積極的なレースをしたときにはものすごい強さを見せるが、受けに回ってしまった場合は朝日杯FSやNHKマイルCのような凡走もある。
今回は外枠のレシステンシアの出方次第で前の馬が落ちつかない展開やペースになることも考えられ、そうなればそこに巻き込まれない限りは後手に回ることはないでしょうし、前の馬が止まらなかったという負けパターンの可能性も低くなる。
例え瞬発力寄りのレースになったとしても、前走の重馬場2000mと比べれば条件は悪くないはずで、踏ん張れるのではないかと思います。
とにかく序盤焦らないこと、そこにだけ気をつければ1600mではまず負けないだけの能力がある馬。
雨も多少なら問題なし。
○テルツェット
父ディープインパクト(サンデーサイレンス系)×母父Danehill Dancer(ダンチヒ系)
最終追い切りは美浦南W 68.1-53.2-39.2-12.5 併せ先着
父ディープインパクト(サンデーサイレンス系)×母父ダンチヒ系配合は2019年にプリモシーンが2着に好走。
スピードの持続力に優れ、1600mならキレ負けもしにくい配合。特にスピード持続力がこの時期の東京で有効。
連勝中で勢いのあるディープインパクト産駒(サンデーサイレンス系)ということも良いですし、タフな流れのレースを勝ってきていることも心強いですね。
▲クリスティ
父キズナ(サンデーサイレンス系)×母父クロフネ(ヴァイスリージェント系)
最終追い切りは栗東坂路 52.9-37.6-24.2-12.0 単走
キズナ産駒(サンデーサイレンス系)は先週同じコースで行われたNHKマイルカップでソングラインが2着に好走。
母父のクロフネ(ヴァイスリージェント系)はスピードの持続力に優れ、春の東京G1では要注目の血統。
クリスティも良い持続力を持っている馬なので積極的なレース運びが出来れば面白い。
△レシステンシア
父ダイワメジャー(サンデーサイレンス系)×母父Lizard Island(ダンチヒ系)
最終追い切りは栗東坂路 52.9-38.1-24.4-11.7 単走
2歳時には阪神JFをレコード勝ちしたようにスピードレースには強い馬。
ただ、瞬発力レースに付き合ってしまうと良さは出せない。
大外枠なので序盤から無理に行かなくて良いですし、その方が受けに回らない分だけ持続力レースに持ち込みやすい。
また、当日は南風の予報で、その通りなら3コーナーから4コーナーまでが追い風となるので、この辺りで仕掛けて行けば比較的楽に前の馬を飲み込みつつスピードに乗ったまま直線を向くという理想的な競馬が出来る可能性があるし、そうなれば勝ち負けまで。
△マジックキャッスル
父ディープインパクト(サンデーサイレンス系)×母父シンボリクリスエス(ロベルト系)
最終追い切りは美浦南W 67.1-51.9-37.9-12.2 併せ同入
高いレベルで安定している馬。
母父のシンボリクリスエス(ロベルト系)は先週のNHKマイルカップで2着に好走したソングラインといっしょ。
スピードレースに対応しつつ底力もあるという、今の東京で良さを出しやすい血統です。
△ランブリングアレー
父ディープインパクト(サンデーサイレンス系)×母父シンボリクリスエス(ロベルト系)
最終追い切りは栗東CW 66.2-51.4-38.1-12.7 単走
マジックキャッスルと同じ父と母父。
1600mでこれといった実績がないのでマジックキャッスルよりも少し下の評価としましたが、能力的にはほぼ同じくらいのものがあるので、展開次第ではこちらの出番も。
△デゼル
父ディープインパクト(サンデーサイレンス系)×母父Le Havre(ブラッシンググルーム系)
最終追い切りは栗東坂路 55.0-40.4-26.6-13.2 単走
スピード競馬への適性はそこまで高くないはずで、阪神牝馬Sからさらにパフォーマンスを上げることは難しいとは思いますが、もともと素質の高かったディープインパクト産駒(サンデーサイレンス系)が軌道に乗ってきたということだけで逆らえない。
△プールヴィル
Le Havre産駒(ブラッシンググルーム系)
最終追い切りは栗東坂路 54.3-39.7-25.5-12.1 単走
阪神牝馬Sは4着。
極限の瞬発力レースになり、さすがにディープインパクトの血統を持つ馬たちに先着を許してしまいましたが、馬体を増やしてきて得意とは言いにくい1600mの瞬発力レースでも健闘したことは評価したい。
締まったワンペースの流れになれば逆転も可能。
【予想印】
◎グランアレグリア
○テルツェット
▲クリスティ
△レシステンシア
△マジックキャッスル
△ランブリングアレー
△デゼル
△プールヴィル
買い目:◎○▲の単勝、◎と○からワイド
◎から3連単マルチ、○から3連複
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